前日の天気予報では、小雨の降る予報となっていましたが、
当日はまったくそんな心配が要らぬほど良い天気に
恵まれました。ここまで3回ともいい天気に恵まれていますが、
自称晴れ女の受講生、K原さんのお力か、はたまたNPO代表の
I村さんの晴れ男ぶりが発揮されたのか・・
定かではありませんが、ともあれ今回も気持ちの良い青空の下、
農作業に汗を流すことができました。
さて、まずは前回トラクターでフカフカに耕した畑を区割りして、
ジャガイモを植えるための「うね」を作ります。
が、その前にこの「うね」を真っ直ぐ作るための線引き作業から始めます。
畑の両端に竹の杭を刺し、糸を張って、そこに石灰で線を引くのですが、
炎天下で行なうだけに、しょっぱなの作業から汗びっしょりになります。
線を引いた後は、線に沿って種いもを植えるための溝をクワを使って
掘り進めていきます。単純に見える作業も、照りつける陽射しの中、
慣れないクワの扱いなど、ふかふかの畑の上ではなかなかしんどいものです。朝の挨拶の時、講師の平野さんが
「今日は一番ハードな作業になりますよ。」
とおしゃった意味がよくわかってきます。
続いてジャガイモの『種いも』を植えていく作業です。
「ジャガイモにも裏表があるんですよ。」
「へぇ〜」
「ジャガイモに快適な住まいを作ってあげるんですよ。」
「なるほど〜」
平野さんの指導する言葉にいちいち唸りました。
ジャガイモに振りかからないように、有機肥料を間にまいた後、
やさしく土を被せます。
ジャガイモを植え終えた後に、待ちに待ったお昼。
農作業をした後の食事は、まるで体にしみ込むように疲れた体に
エネルギーがいきわたりますね。おまけに今回は、
「旬を味わう」ということでスイカ割りのオマケ付き。
みんなで、子供のように種を飛ばしあって盛り上がりました。
午後は植えたジャガイモの「うね」作りと、ニンジンの植え付け、
さらに受講生各自の畑にそれぞれお好みのものを植えていきました。
植えるニンジンの種は幅1o長さ5mmほどで、この小さな種が大きく
成長していくことを考えると、えらい感心してしまいます。
そういえば、食べものがどういう過程を経て自分の口に届くのかなんて
全然知らないよなぁ・・
なんて、あたりまえのことに、新鮮な驚きを感じてしまいました。
そしてジャガイモ、ニンジンそれぞれを無事植え終えた後、
受講生それぞれの畑に、平野さんがぶった切った竹で看板を作りました。
さてさて、この先「風と土の谷農園」がどんな姿にかわっていくのか、
皆さんの頑張り次第!?ですね。
がんばりましょう!!