第5回フライフィッシングの様子

第5回フライフィッシング「水窪川実釣」

朝5時50分、市役所駐車場に参加者が集まった。天気も良さそうだ。小川&佐藤の雨男ジンクスもついに今日は破れたようだ、よしよし。
さて、今日の参加者は全員かな? お、一人足りない、まーたT氏だ。彼は7月の大井川源流釣行のときに30分遅刻して話題を振りまいた人だ。
すかさずK氏が電話をかける。心得たもので、携帯と固定と両方の電話番号が入力されている。
「もしもし、起きてるかね?」
結果、開会とブリーフィング中に彼が来場し、6時15分、まあまあ予定通りに出発できた。参加者のT氏に対するイメージもほぼ確立されたことだろう。なんにせよ、みんなに存在感を知ってもらうのは大切なことなのだ。その点、彼はエライと思う。

さて、今日の目的は、水窪川実釣。一路、浜松市最北部を目指す。
水窪川支流翁川のキャンプサイトに陣を張り、4グループに分かれての実釣指導が始まる。さすがにみんな慣れてきたようだ。道具も揃ってきた。支度も早い。毛針も持ってる。今日はフライタイイングは省略だ。日券を購入して、午前の部、約3時間がスタートした。

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この日の翁川は、少し水は高めだが、清澄で、気持ちがよい。これでたくさん釣れれば最高だ、が・・・・。
1時間ほど釣り上ると、
「どうですか、出ましたか?」
「うーん、一度出たような、そうでもなかったような・・・」
こんな会話が始まった。
「先行者がいたんでしょうかねぇ?」
「この足跡は、少し前のものかもしれませんねー、まあ、続けてみましょう」
2時間すると、
「他の班は、どうでしょうねぇ?」
「キビシイかもしれませんねぇ」
「あと1時間ですが、少し休みましょう」
となった。
大きな岩の上に腰を下ろし、本日のアシスタント講師、O氏としばしの釣り談義。
彼はテンカラ(和式毛針釣り)のベテランでもある。
「ところでOさん、僕たちが座っているこの目の前の瀬、いくつポイントがあると見立てればいいですかねぇ?」
「そうですねぇ、6つかな。まず手前から左の石のキワ、次にそのすぐ上のタルミ、その次に・・・・・」
そうか、やはりベテランはちがう。僕はこのポイントは3つか、せいぜい4つと見ていたのだ。
「じゃあ、投げてみますね。まず一投目に、ここです。」O氏がピンポイントでフライを打つ。1mほど流して竿を後ろに引く。
「次に、二投目。下流から順番に攻めるようにします」。そして、打ち込んだエルクヘアカディスがゆるりと流れ出したその瞬間だった。
「パシャッ」という音を立てて、魚が跳ねた。
「出たっ!」僕が思わず声を上げたとき、O氏は冷静に、軽くアワセをくれていた。もちろんヒットだ。
しばしのやりとりの後、8寸(おっと、フライだから24cmと言わなきゃ)ほどのアメノがネットに収まった。
美しい、まさに渓流の女王だ。

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感心している僕に、
「まだ、3番目から6番目が残っています、やってみてください」
おおそうだ、フライフィッシング講座だ、がんばります。まず3番目のポイントへ。うーむ、我ながら、まあまあの打ち込みだな。では、4番目へと・・・・。
「パシャッ」
「出たッ!!」
しかし立てた竿には魚の重みは載らず、毛針だけが、あえなく後方へ空を切ったのだった・・・。

それにしても、他人が魚をかける瞬間というのは、まま見ることがあるが、これだけ注視していたのは初めてだ。素晴らしい! これぞフライフィッシング講座ならではです、よ。
いやぁ、満足しましたわ。

昼食時、キャンプサイトで各自の報告を聞く。釣果は、講師を含め3人と、キビシイ状況ではあった。その中で見事、自然河川で初ヒットのTさん、おめでとうございました。素晴らしい! 少し悔しいけど・・。

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大勢でする釣り談義も、また楽しいものだ。1時間ほど談笑した後、小川講師手作りの栗シュークリームをいただいて(美味しかった、ごちそうさま!!)、午後の部は水窪川本流筋へ転戦することになった。

本流は水が高く、少し濁り気味で、コンディションは良くなかったが、それぞれ午前の指導をふまえ、チャレンジ。午後4時納竿となった。

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講師評。
「みな流石に、上手に振れるようになってきました。Tさん(女性の方)も今日の一日の上達ぶりは見事でした。釣果そのものは芳しくなかったですが、渓流でのフライフィッシングの楽しみ方を身につけていただけたと思います」
岐路、睡魔が襲うのではと心配したが、今日の反省を含めた釣り談義で、眠気は一切なく、無事帰還となった。充実の一日でした。次が楽しみです。
 
posted by スローライフ掛川 at 2006/09/26 00:41 | Comment(5) | TrackBack(0) | アクティビティプログラム>フライフィッシング
この記事へのコメント
皆さん当日はお疲れ様でした!
魚影は確認できるのにフライへの反応はシブイ一日でしたね。
アマゴ曰く「そう簡単には釣られないよ」ってな具合です。
そ〜んなキビシイ状況こそ魚がフライへ反応した時の
「わくわく感」「ドキドキ感」がタマラナイノデスよ。

もうすぐ禁漁になりますが受講者の皆さんにはもっとフィールドへ
出てロッドを振っていただきたい。
魚がフライに飛びつく姿、ロッドをしならせる魚のパワー、
バラしたときの悔しさ、経験してもらえば
「あぁ、自然の中で遊ばせてもらってるんだなぁ」と
フライフィッシングがこんなにも魅力的な釣りだったのかと実感してもらえるはずです。
Posted by オーキ at 2006年09月27日 13:13
みなさんお疲れさまでした!
「なんとか天然物を1匹!」という気持ちで挑みましたが・・・残念!
初ヒットまでの道のりはなかなか厳しですね。
実釣あるのみですかね。
今まで魚を釣ったら食べる(キャッチ・アンド・イート、キャッチ・アンド・ストマックかな?)と考えていましたが、これだけ魚が少ないとみんながキャッチ・アンド・リリースして、誰もが釣れる楽しさを実感できる、魚影の濃い川になれば良いなーと感じますね。
もうすぐ禁漁、あとは来年のために管理釣り場で腕を磨きますか。
Posted by ドジョウ at 2006年09月29日 12:53
いや〜!皆さん、申し訳ありませんでした。第3回に引き続き今回も。
悪い意味での存在感を示してしまい、大変ご迷惑をおかけしました。
かなりの字数を割いて、ブログでも派手にご紹介していただき、しかもお褒めの言葉までいただいて。(ん?お褒めの言葉か??)
お恥ずかしい限りです。
やはり完全夜型人間は早朝のイベントに向いていないのかも。
三度皆様にご迷惑をおかけしないよう、反省の念を込めて次回は参加自粛しようかなぁ・・・
(消極的逃避と言われそうですが)。自業自得です。はい。
 11月のフェスティバルの日も、静岡ダービーが重なっちゃったし。う〜ん・・
Posted by T at 2006年10月01日 03:33
第3回じゃなくて、第4回でした。
Posted by T at 2006年10月01日 09:45
次回のアマゴの産卵って見てみたいなぁ。
魚のことはあまり解りませんが、以前マス科の魚は最も進んだ形をしているとの話しをチラッと聞きました。へぇ〜、となんだか興味がわいた。
でも種類が多すぎるのか、海の魚に関してはなんかあまり惹かれないのですが、日本の渓流にいる魚、それも山に近い中・上流域や人里に潜む魚の生態やら種類やらはちょっと知りたいなぁ。
Posted by S木 at 2006年10月05日 21:41
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