記事をご覧になった方は、どうぞ第1回の様子から
順にご覧下さい。農園が変わっていく様子を
感じていただけると思います。
前回9/9の臨時講座を経て、作付け作業を終えた
我らが『風と土の谷農園』。
2週間ぶりに訪れた農園は、見事な緑に覆われ、
感動的とも言える変貌を遂げていました。
7月の第1回講座時には、だだっ広い、ただの草地だった場所でしたが、
皆でトラクターを操り、額に汗してクワを振るって、種を蒔いた畑が、
こんなにも早く青々とした緑で覆われるとは・・
ダイコン、ニンジン、ジャガイモが元気に芽を出し、
力強く葉を広げているじゃあありませんか。
食物を育てるこの農作業を通じて、毎回様々なことを感じてくるのですが、
この植物の生きる力、自然の仕組み・営みの凄さや不思議さには
毎回ただただ感心するばかりです。
さてさて野菜が育っているのは嬉しいことですが、野菜以外の様々な植物
達もまた、元気に生長しちゃっています。
今回は中間管理ということで、スギナやカラスウリなど、野菜収穫の妨げ
となる雑草を抜き、植えすぎて過密状態になった株を間引きました。
また、オーガニックで栽培するため、葉っぱを蝕む虫を知り、取り払うことも大切な中間管理。
それぞれの対処方法を平野さんから一通りレクチャーを受け、あとは実践あるのみです。
回を重ね、受講生・農園隊・スタッフ・講師それぞれの仲間意識も強まり、わきあいあいと農作業に入ります。土に触れ、緑に囲まれて行なう
農作業は、体力的には大変ですが、デスクワークなどでは感じられぬ充足感があるものですね。汗を拭い、時折り見上げる青空がまた気持ちよい。
よくよく見れば漂う雲も空の色も、もうすっかり秋の装い。街の喧騒から
離れ、この静かな「風と土の谷農園」で過ごす時間はとても清々しく気持ちのよいものです。
↓ほら、緑と青空のコントラストが見事でしょ!
今回のお昼は、間引いたダイコンの「抜き菜」のサラダと、ダッジ
オーブン使いのスタッフY村さんが作ってくれた「芋煮」に、これまた
抜き菜をトッピングしていただきました。ほどよい辛さと、ダイコンの香りが口の中に広がり、新鮮で安全な野菜のなんとウマイことか。すんごい味がしっかりしているんですよ。
味までお伝えできないのが残念ですが、他のカレッジ生の皆さんは、
11月の収穫祭をどうぞお楽しみに。
午後は受講生各自の畑のお手入れ。自分の畑となるとやはり皆さん目の色が
変わりますね。黙々と雑草を抜き、有機肥料を加えるなど、抜かりなく作業
を進めていました。
講座も終わりに近づいた頃、首相官邸都市再生本部からの一団をおもてなし
していたサイクリスト御一行が到着しました。みんな疲れていたせいか、
大した歓迎もしてあげられませんで申し訳ありませんでした。
次回は、10月21日(土)『中間管理A』です。
受講生・農園隊の皆さん、11月の収穫に
向けてまた頑張りましょう。
何故か みんな精力的に成っているみたい。
風と土の谷農園には、「生きる力」のシャワーが降っているのかな〜?!