10/21「時空実感が生活を変える」の様子

10月21日(土曜日) 午後16:00
10月のセッション『時空実感が生活を変える』が始まった。
場所はキウイフルーツカントリーJAPAN
参加者はスタッフを合わせて35名、3組のご家族連れもあり賑やかです。

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今回は大地と天空の二部構成です。
第一部は、大地の歴史から…
講師の鈴木政春(すずきまさはる)さんは
昭和24年生まれ。静岡県地学会会員。
子供さんの夏休みの宿題を手伝った事をきっかけに、アマチュアとして化石研究を25年間続けている。主に掛川層群の地層観察や化石について調査、収集。
化石の重要さを広く知ってもらうため、学校や教育施設などで発表、展示会も実施。
(以前その講座を受講したスタッフのリクエストで、今回の講座が実現した)
出版物に「掛川の化石」掛川市教育委員会発行
「天狗のお爪」大東町教育委員会出版がある。

まずは、地球の歴史から…
46億年の地球の歴史が一目でわかる鈴木さん手作りの地球年表で基礎学習。
人類誕生の歴史はほんの僅かです。それまでの間に様々な生物が地球上には存在していた。
「つまりこの地球年表は絶滅の歴史でもある訳です。」…この言葉は印象的だった。
始まったばかりの人類の歴史は、この先短いのか長いのか…

次に掛川の地層について…
掛川層郡と言われる掛川周辺の地層は、200〜300万年前のもので、
地質学の専門家の間ではとても有名な場所ですが、地元では知られていない。

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実際に化石堀りにも挑戦。30分ほどコンコン堀りました。
残念ながら標本サイズのものは出なかったが、砂や貝殻のような物に触れてみると
何だか不思議。
会場に戻り、鈴木さんが実際採取した化石を見せていただいた。
重〜い化石の塊・真珠・雲丹・ヒトデ・鮫の顎・魚の海馬、など様々な標本を手にとって観察した。標本の中には、売って欲しいと言われた物も有るそうですが、300万年の時間を経て自分の手で拾い上げた物は幾らの値段でも手放せないそうです。

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質問の時間になり、鈴木さんより子供達に質問が出された。
質問:環境破壊によって困るのは何でしょうか?
@ 地球   A動物・植物などの生物   B人間
(…さてみなさんは如何ですか…)
答えはB人間です。
@ 地球は大気中にCO2が増えても地中や樹木とバランスをとり困らない。
地球はそんなにヤワじゃない!
A 生物は常に誕生と絶滅を繰り返しているので当たり前のこと
(…う〜ん…)
以上第一部の大地は終了です。

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ここで軽食タイム。
今回のメニューは歴史を感じる古代米のおむすびとむかごのおむすび・煮卵・煮豆。
お料理上手な井村みゑ子さん(井村代表夫人)の手作りです。
そこへ、オーガニックファームから 採れたての蕪やら二十日大根やらが届いた。
もっとスペシャルはカヤッキング生の森茂さんから生しらすがどっさり。
しらすの軍艦巻きをにぎる人まで出て、大満足の実費500円だった。
(ごちそうさまでした〜)

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さてっ、第二部は天空です。
講師の西村栄男(にしむらひでお)さんは
子供の頃、星の明りに興味を持ち、小学校の授業で彗星を発見して
名前を付けた人の話しを聞きました。いつか自分も…と夢を追いつづけて30年、
夢を現実のものとしました。その後も6つの新星を発見しています。
こちらも本業を持つアマチュア天文家です。

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今回は残念ながら曇りの夜空なので星空観察は諦め、日頃使っている双眼鏡と
カメラを見せていただき、スライドにて星空を解説していただいた。
光の速さ・彗星・新星・超新星・太陽系・銀河系・アンドロメダ…
あまりの規模の大きさに、途中で想像がつかなくなってきた。
でも、私達が今見ている星空は、アンドロメダの300万年前にその星を出発した光。
…っと言う事は、先程掘った化石の層が生きていた時代だ!!!。

続いて、西村さんが彗星・新星を発見した逸話を聞いた。
30年間の夢を実現した彗星発見の日は、初めて奥様と星空を見に行った日だそうです。
また、新星を発見したのは、西村さんの夢を応援していた人が他界し、「星になったね」と偲んだ夜の事だそうです。その新星は自らが新星である事を主張するかの様に光り、2度と合えない軌道で宇宙に消えていったそうです。(じ〜んとしました。)

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西村さんの新星発見の逸話も、鈴木さんが鮫の歯の化石を拾い上げた時も、偶然のようで、
そこまで一心に続けてきた人にだけ分かる必然があるようです。
全てのプログラムが終わり、改めて講師紹介をした時、お二人が握手をして下さいました。
「大地と天空」「過去と未来」「掛川」「自分」に加えて「心」が結ばれた瞬間を感じた。


posted by スローライフ掛川 at 2006/10/27 13:29 | Comment(4) | TrackBack(0) | ベーシックプログラム>参加型セッション
この記事へのコメント
お久しぶりです。その折は大変お世話になりました。誤解を招くといけないので、ちょっと付け加えます。地球上の生物はこれまで絶滅したもの、進化して生き延びたもの色々ですが、「生物を守る・地球を守る・自然を守る」などの言葉は人間を中心にして考えた言葉で、自然から見た場合、人間が自然を守ろうと守らまいと全く関係ないのです。(人間の自己満足)私たちが守るのは地球や自然ではなく、地球上で一生物として自然の中で子孫繁栄を願い生き延びていくための生活環境を守るということで、決して地球や自然のためではありません。私たち自身のためです。そうでないと我々自身が絶滅してしまいます。今の環境が破壊されても地球は何も困りません。もともと地球は今の環境になったのはごく最近のことでそれ以前は大気を必要とする人間(生物)にとっては劣悪な環境で、それが自然だったのです。環境問題とはこれから地球で人間がどのような考えで生活をしていくべきかを模索し、それを見出さなければならない問題と私は思います。
Posted by 鈴木政春 at 2007年02月14日 15:24
鈴木さん その節は大変お世話になりました。
久しぶりにブログを読み返しながら、あの時の感動が蘇ってきました。
今年は暖冬で、地球温暖化が随分問題視されていますね。でもそれは、“地球の問題”ではなく“地球で暮らす我々の問題”ですよね。教えて頂いた事、しっかり胸に刻んでます。
Posted by 八 at 2007年02月15日 00:48
深夜、お読みいただきありがとうございました。ご理解いただきうれしいです。スローライフの活動は素晴らしいですね。皆様お身体にはくれぐれもお気をつけて頑張って下さい。
Posted by 鈴木政春 at 2007年02月15日 12:33
深夜にもかかわらずお読みいただきありがとうございました。ご理解いただき大変うれしいです。
スローライフ掛川の活動は素晴らしいですね。
これからもお身体に気をつけて頑張ってください。
Posted by 鈴木政春 at 2007年02月15日 12:37
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