昨日の雨がウソのように、朝からきれいな青空。カヤック日和です。
今回がカヤッキング講座の最終回。
5月に下った気田川を再び下ります。春とは違う空気を感じることが出来るでしょうか?楽しみです。
今回のツアーは受講生の他に、東海大学の学生さん、サポート隊としてタパさんのカヤック仲間の方々との気田川下りです。30艇くらいでの川下りは、迫力があります。
日差しは強いけれど、水温は低めで「沈すると冷たそうだなぁ〜」と思いながら 11時頃、秋葉神社下社前を出発です。
5月の時と比べて水量は少なく、「そう言えば 今年は台風があまりこなかったなぁ」などと考えていると、カヤックの船底を石や岩がこすります。想定外の揺れに突然おそわれ、ビックリしながら下っていきました。
春、新緑がきれいだったカヤックからの眺めは、少しずつ色づいている秋の気配に変わっています。
水量が少ないため、カヤックが通れる場所が限られていたり、カーブしている場所では流れが急に速くなったりして、どうしてもカヤック同士でぶつかってしまいます。
「ぶつかる〜〜〜」と思った時にはぶつかって「沈」していました。すぐに学生さんやサポート隊に助けられ、ひと安心です。
今回は、途中で昼食のため“お弁当”を積んでいたのですが、「沈」するとお弁当の心配もしなくっちゃいけません!大丈夫「セーフ」でしたよ。
前回のゴール地点が、昼食場所です。1時。お腹すいたよ〜〜〜。
タパさんが、温かい紅茶を用意してくださり、ホッとしました。
5月の時には、やっとたどり着いたゴールでしたが、今回はチョット余裕があった感じ!カヤックにも慣れてきているのかな?
さぁ、後半の出発です。
タパさんや古川さんが、ポイントポイントで川の様子や注意点を話してくださるのが「さすが、川を知り尽くしているなぁ!」って感じです。波が立っているところは、岩があるのかな?って考えることができましたよ。
でも川って、うねっているところもあるんですよね。水面は静かに見えるのに、そこにカヤックで近づくと思いの外、パランスを崩しました。「おっと 危ない!」
後半は、鮎釣りをしている人の横も通りました。釣り人のジャマにならないようにコース取りして「すみませ〜〜ん」なんて声をかけたりしながら進んでいきます。
気田川という同じグランドにいながら、違う方法で「川」を楽しんでいる人の姿を間近に感じることが出来ました。カヤックを上手にコントロール出来ないので「ジャマにならないように!」がかなり難しいんですけどね・・・・
釣り人が増えてきた地点がゴールでした。
「もうチョット やりたいな!」と感じるほどの楽しい時間を過ごすことが出来ました。
まだ3時前だというのに、陽の傾き方が夕暮れを連想させるほどで、やっぱり「秋」です。
講師のタパさん・古川さん。サポート隊のみなさまに支えられて無事、今年のカヤッキング講座を終了することが出来ました。感謝です。
講座の期間中、大きな事故やケガがなかったことも感謝です。
カヤッキングをやってみて、大自然あいての怖さは消えることはありませんでしたが、同時に癒されていたのも事実です。非日常的な空間が、おもしろかったです。来年はこの空間を、「あなた」が体験してみてください。